無言語パフォーマンス「ギア」200回ロングラン 「京都にブロードウェーを」


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無言語パフォーマンス「ギア」200回ロングラン

「京都にブロードウェーを」

中京区のビルにある小劇場を拠点にした、セリフのない無言語パフォーマンス「ギア-GEAR-」の公演が先月、200回を達成した。小劇場でこれだけ長く公演が続くのは異例とされる。「京都にブロードウェーを作りたい」。そんな思いでロングラン公演を続ける。

「ギア」は、忘れ去られた廃工場を舞台に、そこで働くロボットたちの一日を描いた作品。パントマイムやマジック、ダンスを織り交ぜ、子どもからお年寄り、外国人や聴覚障害者ら、誰もが楽しめるように作られている。

東山区のプロデューサーの小原啓渡(けいと)さん(52)が企画し、4月に公演をスタートさせた。長年、世界各地で演劇の仕事に携わり、小劇場で長く公演される無言語パフォーマンスが米ニューヨークや韓国のソウルなどでは産業として確立されていると実感。「観光客が集まる京都でも新しい産業を生み出したい」と、10年ほど前からギアの構想を温めてきたという。

観客へのアンケート結果をもとに演出を改善していく方式をとっている。このため、演出家には「オン・キャクヨウ」という架空の人物を設定。漢字にすると「御客様」となる。

ブロードウェーのように京都にいくつもの小劇場ができ、観客自らが劇を選ぶようになることが小原さんの夢だ。「ギアがそのきっかけになってくれれば。これから10年、20年と公演を続けていきたい」

ギアは、中京区三条通御幸町角の1928ビルで公演。一般3,800円、19~25歳と60歳以上は3,200円、4~18歳1,800円。問い合わせは事務局(075・254・6520)へ。

(朝日新聞 2012年12月4日朝刊 京都版)

私も観ましたが、とてもよかったです。京都に来られる際は是非観ていただきたいもののひとつです。 (Deaf Life Partners 青山)