プラネタリウムに字幕、初上映 聴覚障害者ら星空楽しむ


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字幕が投影されたプラネタリウム-板野町のあすたむらんど徳島

板野町のあすたむらんど徳島で16日、字幕付きのプラネタリウム上映会が初めて催された。聴覚障害者に楽しんでもらおうと、県難聴者と支援者の会(小松島市)などが企画したもので、中四国から訪れた約50人が幻想的な星空のショーを楽しんだ。

字幕は、あすたむらんどの指定管理者・ネオビエントの社員とNPO法人・文字情報支援ひこばえ(徳島市)の会員がパソコンで製作した。通常は音声だけのナレーションや解説を、プロジェクターを使ってドームに投影、映像に合わせて切り替える仕組み。

この日は徳島県上空の星空解説と、古代エジプト人と星座の関わりを題材にした映画の2部構成で上映。最大約3万8千個の星々と共に、場面ごとの内容を紹介する字幕がスクリーンに映し出され、来場者はうっとりとした表情で星空観察を満喫していた。

徳島市鮎喰町から訪れた教員樋口治さん(53)は「今まで分からなかった解説が字幕で見られて良かった。これを機に星空を眺めてみたい」と話していた。

県難聴者と支援者の会は徳島、香川、岡山3県の聴覚障害者らと毎年1回、各県で交流会を開いている。今年は徳島が会場となり、聴覚障害者が十分に楽しむことができるプラネタリウムの上映会を企画。ネオビエントやひこばえに協力を依頼して実現させた。

ネオビエントによると、字幕付き上映会は今回限りだが、要望があれば季節ごとに1回程度の開催を検討する。

2013/11/17 14:16
徳島新聞web
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2013/11/2013_13846658083988.html